朝からずっと雨。

夏の間、「散歩に行かない」と
強い意志を見せていた小夏。
人間が寒いねー。なんていう気温だと
「絶対行く、散歩に行く！！！」と言い張る。

雨なんだよぉ。。寒いよぉ。と言いながらも
仕方なく散歩へ。
もちろん、ササっと切り上げた。

でもさ、雨だと工事もないし、見学もないから
今日はすごい静かじゃーん。
と思っていた。


花「うぅーうぅー　はーちゃん警報はーちゃん警報！！！」

マジかよ、花太郎。
本当に警報か？

花の警報は、ものすごい小さい声で「ウゥウゥ」と
唸り声を出す。
それでも状況に変化がないと、ワンワンと吠えだす。



麦「お家の中は安全なのに警報いるの？」

ほんとよね。
でも花のライフワークだから（笑）

つーか、ごめん、むーたんちょっと膝から降りてくれる？
安全確認に行ってくるわ



この小さい声の警報の時におかーさんは出動する。
どうした、花隊員。状況を説明せよ

窓を見に行くと、完全に花のカンチガイ（笑）
誰もいないし、誰も工事していない。
でも、どこかでは工事をしている音がする。
音が反響していて、どこでやってるのかわからないけど
音が聞こえるのだ。
花のカンチガイ、これは仕方ない。

はーちゃん、おかーさん隊長が確認したところ
安全でした。警戒解除デス。

花が警報を出していても、おかーさん以外は
誰も警戒してくれない（笑）


小夏「ぐうおーぐぅおー」

小夏は普段、一切吠えない。
教えたわけじゃなくて、そういう性格なのだ。
だから小夏の警戒が一番信用できる（笑）

花が先に警報を出して、小夏がビビビッ！と警戒したら
本当に警戒すべき何かが起きてるんだと確信する。
花の警報は信用度は、ほぼない（笑）
でも一応本人なりにいろいろ考えてやってんですよ、コレでも（笑）


おかーさん隊長が「花隊員、異常ないので大丈夫デス」
と言うと、花も警報を解除する。



花「はーちゃんはさ、なんか工事してると思ったんだよ」

そうだよね、音がすごくするもんね（遠いけどな）
音の原因は見えないから、心配かもしれないけど
お家は鍵かけて誰も入れないから、安心してね。
おかーさんもいるから、大丈夫よ。

それでもちょっと不安そう（笑）

さて、警報も解除されたから作業の続きをしようかな。


麦「早く座ってよ」

う、うん。


膝から降ろして安全確認をしに行った。
また膝に乗る気だな。。
まぁまぁ邪魔だし、作業は進まない（笑）
でも、麦を膝にのせてると暖かいから、お互い様だわね。



尚、夕方でも夜でも、日が暮れても関係ない。
雨が降ってても涼しい（寒い）なら散歩行くと言い張る小夏

花はもう行きたくない（笑）





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